特別講演
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新医学系研究倫理指針の解説

2022年7月8日(金)10:00~

​演者

阿部 信

Abe Makoto

栃木県立がんセンター 病理診断科

​座長

菊田 一貴

Kazutaka Kikuta

栃木県立がんセンター

骨軟部腫瘍・整形外科

がんゲノムプロファイリング検査を視野に入れた病理検体の取り扱いについて

Specimen Handling in Surgical Pathology for Comprehensive Genomic Profiling

がんゲノムプロファイリング検査が2019年に保険収載となり、診療を目的として作成されるすべてのホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)検体において、ゲノム解析可能な品質が求められるようになった。各病院の病理診断科は、DNA・RNA・タンパク質等の変性を最小限にし、長期の保存にも耐えうる質の高いFFPE検体を作製し、保管することが求められている。またアナリシス段階においては、腫瘍含有率が高く解析に最適なFFPE検体が病理医によって選出される必要がある。

 

栃木県立がんセンターはがんゲノム医療連携病院として2019年以来131例(2022年4月時点)の包括的がんゲノムプロファイリング検査を行っている。解析不可症例は3例(うち2例は他院検体、1例は当院生検検体)のみであり、核酸量保持において良好な成績を得ている。ゲノム研究用・診療用病理組織検体取り扱い規定に基づいた当院での取り組みを、実際の症例やNGS解析の結果などを元に紹介・解説する。

​略歴

2013年3月 福井大学医学部卒業

2013年4月 青森県八戸市立市民病院 初期研修

2015年4月 弘前大学分子病態病理学講座 在籍

2019年4月 栃木県立がんセンター病理診断科、現在に至る

 

・資格等

日本病理学会 病理専門医

日本病理学会認定 分子病理専門医

 

・研究テーマ

人工知能を用いた診断支援ツールの開発

A Deep Learning Model for Prostate Adenocarcinoma Classification in Needle Biopsy Whole-Slide Images Using Transfer Learning

Masayuki Tsuneki, Makoto Abe, and Fahdi Kanavati

Diagnostics (Basel). 2022 Mar; 12(3): 768.